2005/04/19 (Tue) 無視しちゃいけない架空請求 について

無視しちゃいけない架空請求 について

　ワンクリック詐欺やそれに類する架空請求については「無視すること」というのが一般的な対処法でした。
私自身もその手の相談に対してはそのように答えてまいりましたが、手口はどんどん巧妙になっているようです。

「無視出来ない架空請求」を知る - ［防犯］All About
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20040921A/?FM=cukj&GS=telecomfees

これが、2004年9月の記事です。
この時点で既に小額訴訟の手口が紹介されております。
（余談ですが、私はこの記事を読むまで、小額訴訟の上限は30万円だと勝手に思い込んでおりました。）

そして、ひとつの裁判に判決が下りました。
「架空・不当請求」裁判に判決！ - ［防犯］All About
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20050323B/index.htm?FM=cukj&GS=bohan

ここに記載されている内容は、被害者の勝訴となっていますが、裁判の内容が克明に再現されています。
「架空・不当請求」裁判　Part.3 - ［防犯］All About
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20050323A/index.htm


このような結果を迎えることが出来たのも、脅しにのって振り込んだりしなかったことと
相談すべきところに相談して対処した結果といえるでしょう。

またはじめの「無視出来ない架空請求」を知る - ［防犯］All About に戻りますが
一部抜粋

> 今後の見通し
> 今回の判決からは、こうした「少額訴訟」を利用した
>「架空・不当請求」は、業者側にとって意味のないもの、
> つまり「架空請求に対しては放置しておけばいいという通念を
> 逆手に取ったやり方だけれども、そんなことは通用しない」
> ということがハッキリしたので、今後、業者たちがこうした
>「少額訴訟」を起こしてくる可能性は低くなるだろうと予測されます。

この見解は、今現在のところのこの記者さんの予想であると思われますが、
油断はなりませんよね。
引き続き抜粋

>しかしながら、次々と新たな手口を考え出してくる業者たちですから、
>油断は禁物です。
>いずれにしても、「有料出会い系サイト利用料金の架空・不当請求」に
>ついては、もし万が一、訴状を受け取るなどの事態があった場合には、
>早急に「国民生活センター」「消費生活センター」「弁護士会」等に
>相談されることをおすすめします。

このように締め括られています。その通りですね。
俺おれ詐欺が、巧妙化していったように架空請求に関する詐欺行為も
より一層に悪質巧妙化することでしょう。

sssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssss

ここからは雑学程度のものですが「へぇ〜」と思ったこと。

「無視出来ない架空請求」を知る - ［防犯］All About
配達証明郵便について
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20040921A/index3.htm
内容証明郵便も特別送達郵便も「ただ郵便受けに入っていた」という
状態は絶対にありえないということです。
「自分でサインをしたかどうか」なら、アクセスした覚えが有るか無いかより
はっきりしてますよね。
だからといって、その場で破り捨てるのではなく証拠として保存しておきましょう。

もう１題
［防犯］All About　より
架空請求と不当請求の違いを知る
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20040930B/index.htm

やっぱ、違うんだね。